今日はカルテット鑑賞でした。都心に行かなくても聴ける近隣のホールでしたので、なんとラクな。
1999年に結成されたフランスの4人組、『エベーヌ弦楽四重奏団』。受賞歴もあり 国際的に高い評価を得ているグループで、まだ30代かも知れません。
*エベーヌは「黒檀」の意味。楽器に多用されているからとのこと。
今回の日本公演では、ヴィオラ奏者が両手が腱炎で演奏できず来日していません。代わりに若い女性のヴィオリストが助っ人で弾いています。3歳からヴィオラを弾いているそうで、全く引けを取らない素晴らしい方です。
プログラム
モーツァルト :弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 K.421
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調「セリオーソ」Op.95
チャールズ・ミンガズ:フォーバス知事の寓話
セロニアス・モンク:ラウンド・ミッドナイト
ヴィクター・ヤング:星影のステラ
ブラッド・メルドー:報われぬ思い
アンコール=ピアソラ:リベルタンゴ
モーツァルト、ベートーベン以外は、珍しくジャズですが、男性3人ともジャズも専門としています。
pp(弱音)でも非常に綺麗にハモっていて、美しい~、いいな~って感じます。
セリオーソは我が楽団でも弾きましたがとても難しく、メリハリのある素晴らしい演奏でした。
ジャズはジャズで、うっとり、sleeping musicとしてに聴きたい曲ですね。
とても良い席でしたが、一番前の中心に座高の高い男性が座っていて・・・。2ndVnかヴィオラかどちらかしか見えない。居眠りしてくれないかな~?なんて思いました。
ともあれ、演奏は大満足。
カルテットの勉強にもなりました。