前日、モントリオール空港を降りてからのバスのドライバーさんは女性です。
体力ありそうな逞しい方です。後で聞くところによると10時間は運転出来るとのことでした。
現地ガイドさんは男性に代わりました。
バーモント州は北はカナダに接し、西には大きなシャンプレーン湖があります。
秋は美しい紅葉、冬は雪リゾート、春も夏も緑が多く美しい州だとのこと。
「バーモント」とはフランス語で「緑の山」。メイプル・シロップが特産です。
アメリカですが、極めてカナダに近い環境です。
バーリントン市の南にある『シェルバーン美術館』を尋ねました。
「美術館」といっても、40もの建物からなるテーマパークのようなところで、古い建物を移築してあったり、シェーカーの生活した家、鍛冶屋、アンティーク、キルト、美術品、絵画などのコレクションが観られます。
広大な敷地の中では、窓がオープンな移動車が巡回していて自由に乗降り出来ます。
時間に限りがあるので、足早に何件か回りました。
「Hat and Fragrance Textile Gallerry」
こういうのを作るプロの職人がいたのでしょうか?とても細かい仕事です。
「クレイジーキルト」はたくさんありました。
帽子の箱。ひとつひとつ丁寧に作っていたのですね~。
陶器の動物達
あまり実用的ではない「ガラスのステッキ」のコレクション。写真を撮るときに手に持つものだったらしいです。
人形たち(たぶん裕福な子供達の持ち物だった)
作られた当時は最先端を行っていたのでしょうね。
「Electra Havemeyer Webb Memorial Building」
シェルバーン美術館創設者・ハブマイヤー夫人のコレクションです。
壁の絵画は「本物」です。撮影OK、フラッシュ禁。
レンブラント、ルノワール、ドガ、マネなどたくさんありました。
別棟のもの
さて、またバスで山の方へ移動します。
映画「サウンド・オブ・ミュージック」のモデルになったトラップ一家は、アメリカに渡った後、合唱団の活動で各地を回り、ここの地バーモント州ストウでロッジを経営して成功させました。
とても大きな高級ロッジです。
庭の一角、プライベート・エリアには、ジュリーアンドリュースが演じた「マリア」・・・マリア・フォン・トラップさん(1905-1987)の眠るお墓があります。(真ん中・花の下)
傍のボーダー花壇
ガーデナーさんがよく手入れをされていました。
アリウム・ギガンチウム、ポピーなど。
どなたかが八ヶ岳に似ていると言っていました。
そのロッジで頂いたランチです。ビーフシチューのようなスープ。
ピザ生地のようなものでサンドしたサンドイッチ。開いてみたところです。
ケーキ
ラウンジ
前妻の子供7人、ご自身の子供3人の母で、大家族です。
それからバスで南へ長距離移動。
夕食は中華レストランでした。カメラはバスに忘れて画像なし。
かなりの種類・量が大皿で次々と出てきてお腹がいっぱい。
この日の宿は田舎のモーテルでした。
添乗員が言うほど悪く無くまあまあ良かったです。
おまけ
シェルバーン美術館のショップでこんなカードを買いました♪