3日目 終日ナンシー市
この日はひたすら歩き回り、どうしても画像が多くなってしまいました。興味のない方はパスしてくださいね。
今の季節、暗くなるのは20時過ぎです。
「ロレーヌ歴史博物館」を見学。ロレーヌ公が使っていた元宮殿で、風景版画・人物絵画もたくさんありましたが。。。
撮ったのはキッチン用品、クグロフ型や銅のお鍋などが並ぶ部屋。
シャベルに見えますが、小さなスプーンです。この頃はどんなフランス料理だったのでしょうね。
スタニスラス広場から繋がる「カリエール広場」
「ナンシー美術館」に入り、たくさんの絵画の鑑賞。
藤田嗣治の絵もありました。
地下階にはドーム兄弟のガラス作品がいっぱいです。日本の影響を受けたと言われる図柄も多いです。
街のあちこちに、アールヌーボー建築があり、現在でもしっかり使われています。
フランス商業銀行CCF。窓のバルコニー、フェンス等の曲線的アイアンデザインが見事です。
同じ建物。
銀行だから中に入れば良かったです。でも閉まっているみたいかな?
BNP銀行
リヨネ銀行のステンドグラスの天井。ここの銀行を随分探しました。
図柄はクレマチスです。
路線バスに乗り、「ナンシー派美術館」へ行きました。(ナンシー美術館とは別)
中の撮影はノーです。ガレやドームのガラス工芸、ヌーボーな家具や壁の装飾などが見られます。
庭にはアクアリウム、アールヌーボーなお墓もあります。
ナンシー派美術館を後にして、歩いて行ける『マジョレルの邸宅』
土日しか開いていなくて残念、と外から写真を撮っていましたが、人が入って行くのを目撃。「庭だけならOK」の許可をもらいました。ラッキー♪
玄関は北を向いています。
これが玄関の扉。
樋もこんなに凝ってます。
窓のステンドグラス。中から見たかったです。
帰路、通りすがりに見た庭の綺麗な花。家で調べたら『
ハナフサスグリ』でした。
房スグリの花はとても地味ですが、この花は花も綺麗、実もなるようです。
アールヌーボー建築の家の玄関。やはり玄関が一番手を入れるところです。
ジャック医師邸。
夕食は昼間予約しておいたレストラン『
ブラッスリ・ーエクセルシオール・フロ』で。ドームのランプやシダの彫刻の柱などが素晴らしいです。
ナンシーに宿泊する日本のツアーは少ないので、殆ど現地の人々で賑わっています。
注文したコース料理です。お料理は選べます。私のもお友達のも混ざっています。
あちらの国は、大人は夜の時間を楽しむので遅くまでやっています。
おやすみなさい・・・・・
この日は随分観て回りましたが、一日ではパンフに載っている半分も観られませんでした。ナンシーの価値あるアールヌーボー建築物は60軒を越すらしいです。
ナンシーはとても美しい街でした。
画家さんたちはお昼のレストランに行く時間も惜しんで、自由にスケッチしています。この後もずっと、ランチは手作りのおにぎり(配給)を有りがたく頂くことになります♪