バイオリンの弓(bow)の毛替えをしてもらいました。
お昼に専門店に預け、隣り駅の三鷹でゆったりコンサート鑑賞、その後、出来上がった弓を受け取りに行きました。
弓の毛は、ご存知と思いますが、白馬の尻尾です。
モンゴル産の白馬が理想的だそうです。
本数は170本前後かしら。
工房にもよりますが、選毛していくつかのランクに分けている場合が多いです。
毛は伸び縮みしますので、弾くときはネジになっている手元の部分を回して張り、弾かないときは緩めて休ませます。
毛のキューティクルが無くなって来ると松脂(松ヤニ)をつけても 弾いたときにツルンと滑る感じになって、これが毛替え時期の目安になっています。
弓毛に付ける松脂も新しくしました。鼈甲色がとっても綺麗ですね。
因みに、¥2100で、かなり長持ちします。

これを塗らないと、新しい弓毛にしたときには摩擦が無く全く音が出ません。