バスでユネスコ世界遺産(1979登録)モンサンミッシェルへ向かいます。
日本語で言うと「聖ミカエル山」。
聖ミカエルは神の言葉を人間に伝える使いの天使だそうです。(闘いの恰好をしているが。。。)
金の像が天高く尖塔の先にそびえ立っています。
ノルマンディー地方、サンマロ湾に浮かぶ小島に造られた修道院と教会で、カトリックの巡礼地のひとつになっています。
バスで約4時間半の道のり。個人で行くには、パリからTGVでレンヌ駅まで行き、残りをバスで行く方法があります。
遅めのランチは、本土側の モンサンミッシェルの見えるレストラン(ホテル)「ルレ サン ミッシェル」。
ここで「オムレツ」ということは島のと違うのかなと思いましたが、違うのはサイズだけ(ミニ)で、経営の系列が同じでした。
昔オムレツを考案したプーラールおばさんの会社が大儲けしています。卵3個で25€(3300円くらい)。この金額は誰しも納得がいかないようです。 東京にもお店があって約半額です。
本土側のホテルでは一番島に近い立地で、宿泊の部屋の窓からは素晴らしい眺めが出来るそうです。部屋に依って当たりはずれがあるらしいですが。
メニューはミニオムレツと、ムール貝、ラズベリーやコケモモの入ったアイス。

レストランのテラスからの島。(カメラズームあり)
素晴らしい快晴!!(ズームなし)
左の黒い四角はシャトルバスです。
一旦チェックインして窓からの写真を。海の見える部屋でした。
ガイド付き観光。
当然ながら階段ばかりです。10世紀ごろから何度も造り足しながら13世紀ごろ現在の形になりました。
石造り、見合上げます。
途中のテラスからの眺めです。島と本土を繋ぐ橋が見えます。
教会の天井。
窓は無色ガラスのステンドグラス。
修道院は造られた時代の違いからゴシック様式、ロマネスク様式が混じっています。それはアーチの形に表れています。
柱の上のアーチが∧は古く(ロマネスク)、∩は後で造られた建物。
島は本土とつながっている時期もあったのですが、地続きになって島でなくなってしまうので新しい橋が2014年に完成しました。大潮(満月・新月)は勿論、満潮の時にはちゃんと橋の下は海になります。
本土と島の間は無料の電気シャトルバスが15分間隔で往復しています。バスは前後とも運転席があって両側が「前」になっています。
歩くと2km、25分程です。
お土産は本土側が安いので、シャトルバスに乗ってスーパーマーケットに行きました。
夕方の景色です。
もう少し遅くなると。
「ラ メール プーラール」レストラン。右の看板がプラールおばさん。
レストランでの夕食
スープ、器が信じられないくらいダサい。
いくら飲んでも減らないわ~。
鶏肉のグリル。
リンゴのタルト。これは美味しかったです。
ホテル本館から 階段をたくさん上る別館でしたが、夜 火災警報が鳴り、外に避難するように指示されました。お風呂に入る寸前でした。5分遅かったら頭が泡だらけ!?
急いで側にあったパジャマを来てコートをはおり、パスポートの入ったポーチだけ持って外へ。
誤作動?何何?なんて言ってたら、消火器を背負った消防士さん達が到着。(島に消防車はない)
本館の狭いロビーで待っている間、一部屋一部屋調べたそうです。
部屋はトランクを解体したばかりでぐちゃぐちゃだったのに。笑
原因は知らされませんでしたが、ほどなく戻れました。